
ここ数年、ブランディングという言葉をよく耳にしませんか?
「必要なのはわかるけど・・・」
「そんなかっこいいことをしている会社じゃないし」
「自分たちのビジネスには関係のないことだろう」
そんな風に思っている方も多いのではないでしょうか?
しかし、私はどんな会社でも「ブランド」について考えることは
必要だと考えています。

私たちの生活にはブランドが溢れている
「ブランド」と聞くと、高級な有名ブランドを思い描く方も多いかもしれませんが、
実際には私たちの身の回りのものは、ほとんどがブランド品なのです。
一説によると、人は1日に数百〜1000程度のブランドに接しているという報告もあるそう。
道を歩けばたくさんの看板を目にしますし、コンビニの店内をぐるっと回れば様々な商品が目に入ります。
このように、私たちは普段たくさんのブランドに囲まれて暮らしているのです。

ブランドは消費者の意思決定を後押ししている
あなたは、普段買い物をする際にどのように商品を選んでいますか?
実はその購買の意思決定の際にも、ブランドが深く関わっているのです。
例えば、「ポカリスエット」というブランドを目にした時に、
飲んだことがあればその味を思い浮かべることができるはずです。
飲んだことがない場合にも、例えばCMのイメージやパッケージの爽やかな印象から
「こんな気分の時に飲みたい」「スポーツの時のドリンクなのだろう」などど想像することができるでしょう。
このように、ブランドは消費者にとって情報をシンプルに伝えることができる機能なのです。
企業目線で考えると、ライバル企業よりも自社商品(サービスを含む)の良いイメージを持たせることができれば
より消費者へ選んでもらいやすくなるのが「ブランディング」なのです。
ITが発達した現在、デジタルによる仕掛けがますます必要になっています。
今後もその流れは加速していくことは間違いありません。
次回は、デジタル時代のブランディングについて書いてみたいと思います!